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​人材募集・研究室生活

​人材募集・研究室生活

学部生・大学院生・ポスドク・テクニカルスタッフ、募集中です!iPS細胞、オルガノイド、臓器チップを用いたウイルス感染症研究や創薬研究に興味がある方を募集しております。ご興味がある方はまずは、高山(takayama.kazuo[at]tmd.ac.jp)までお問い合わせください。履歴書となぜ当ラボに興味を持ったかをご記載頂けるとスムーズに対応可能です。面談と見学を実施させて頂くかどうかは履歴書とメールにて判断させて頂きます。対応できる件数には限りがあるため、面談と見学を見送らせて頂くこともありますが、ご理解頂けますと幸いです。

経験の有無、研究領域は特に問いませんが、お人柄とコミュニケーションスキルを重要視しております。また、研究(特に実験)が好きな人を募集しています。研究は日々地味な作業の方が多いので、実験が好きな方が長続きしますし、楽しい学生生活あるいは仕事生活を過ごすことが出来ます。ちなみに私はプレゼンよりも細胞培養の方が好きです。

​ポスドク

フェローシップ無しでもお気軽にご相談ください。

学振PD、RPD、HFSPフェローに申請したいというご相談も大歓迎です。

実験が好き、論文書きたい&出したい!という熱量のある方を募集中です。

​テクニカルスタッフ

経験の有無は問いませんので、お気軽にご連絡ください。

フルタイム勤務、半日勤務等、臨機応変に対応可能です。

実験したい!という方を募集中です。

​大学院生(修士課程・博士課程)、学部生

【大学院生】興味を持ったらまず高山までメール(takayama.kazuo[at]tmd.ac.jp)をよろしくお願い致します。メールでやりとり→面談と見学→受験してOKか通知→入試を受ける、という流れで進んでいきます。大学院生として入学を希望される場合は、まず例年3月と6月頃に開催される「難治疾患研究所・大学院入試説明会」への参加をお勧めします。どこの大学からの受験も歓迎しております。遅い時期にご連絡頂いてもすでに受け入れ上限に達しているため、できるだけ早い時期にご連絡頂けますと幸いです。

【学部生】学部生として研究室参加される場合は、現在の所属によって手続きが異なるので、まずはメールにて高山までご相談ください。研究をスタートするなら早ければ早い方が有利です。他の学部生とは違った学生生活を送りたい人、打ち込めるものを探している人などを募集しております。

【学振&SPRING対策】学振DCやSPRINGの申請の支援も勿論します。学振DC申請の学内締め切りは5月上旬であることが多いため、希望する方は3月末までにはご連絡頂けると幸いです。経済的に安定した大学院生活を送るためには学振&SPRING対策はとても重要だと考えています。

​研究室生活

コアタイム(目安)は9:30-18:00です。

土日祝は休みです(+夏季休暇、年末年始休暇、創立記念日休暇など)。

掃除は毎週月曜9:30-10:00です。

 研究室セミナーは毎週火曜13:00-です(約1時間)。

 研究室に入る時点では英語は出来なくても大丈夫です。最近は翻訳ソフトや生成AIなどあらゆる技術が進歩しているため、英語苦手には優しい環境になっていると思います。

 個別ミーティングは必要に応じて実施しています。

 歓送迎会、飲み会の開催頻度は低いです。

 職員多めなので、研究室旅行はありません。

​よくある質問

これまでに見学や面談のときに、学生さんから受けた代表的な質問について回答させて頂きます。

 

Q:研究室運営のビジョン?

A:薬を作ること、優秀な研究者を育成すること、が私自身の最大の目標です。これらの活動を通して社会貢献することを目指しています。1つ目の薬作りについてですが、アカデミアの1ラボで出来る創薬研究には限りがあることは十分に理解しています。基礎研究が実際に役立つまでは数々の困難を乗り越えていく必要があることも理解しています。ただし、最初から諦めていては何も進みません。創薬っぽいこと、ではなく、もしかしたら本当に薬が出来るかも、と感じて頂けるような活動をしたいと考えています。2つ目の人材育成についてですが、研究成果を出すことと同じくらい人材育成が重要だと思っています。学問は知の継承だと思うため、先代から学び、それを発展させて、後世に伝えていくことが使命だと考えています。独り立ちできる研究者を育成するとともに、社会から必要とされる研究者を一人でも育成することを目指しています。

 

Q:研究内容は?

A:iPS細胞、オルガノイド、臓器チップを用いた感染症研究ならびに創薬研究です。より詳細な情報はこのホームページの「研究内容の紹介」を参考にしてください。もっと詳しく知りたい場合は、日本語総説や原著論文をご確認ください。

 

Q:英語能力?

A:セミナーは基本英語ですが、本人のレベルに合わせて日本語・英語併用にしたり、微調整しているので、意外となんとかなります。また、翻訳ソフトや生成AIを駆使すれば、乗り切れることがほとんどです。そういったツールの使い方もお伝えします。

 

Q:ドクター(博士課程)進学は必須?

A:必須ではありません。実際に研究をしてみてから分かることの方が多いので、進路は修士課程の間に改めて考えてみるとよいと考えています。研究室に入って半年くらい経過すると、やる気が継続するかどうか、研究に向いているかどうか、が多少分かってきます。実際にラボ生活することで、自ずと答えが出ていることが多いです。

 

Q:生活費の支援?

A:博士課程の場合は、学振(DC1・DC2)やSPRING、各種民間奨学金など、選択肢が多いです。修士課程の場合は、返済不要な奨学金の選択肢が少ないです。当研究室では、学部学生、博士課程学生、修士課程学生に対して、RA(リサーチアシスタント)という形で、給与を支払うことがあります。ただし、金額については、支払う財源となる研究プロジェクトへの貢献度によって、個人差があります。

 

Q:博士課程の生命理工医療科学専攻と医歯学専攻の違いは?

A:博士課程に入るときは生命理工医療科学専攻と医歯学専攻のいずれかを選択する必要があります。生命理工医療科学専攻は博士課程修了までに3年かかり、医歯学専攻は博士課程修了までに4年かかります。6年制学部に所属している方は医歯学専攻を受験することになります。学部4年+修士2年の方は生命理工医療科学専攻を受験することになります。当ラボは、医歯学専攻の方にしか名前が記載されていないですが、生命理工医療科学専攻の大学院生も受け入れ可能です。大学院入試の募集要項を十分にご確認のうえ、適切な専攻を選択してください。

https://www.tmd.ac.jp/faculties/graduate_school/

 

Q:最初にメールするときの注意事項?

A:最初のメールには履歴書と人体模倣システム学分野にコンタクトした理由が記載してあると面談・見学するか判断しやすくなります。緩いメールよりもちゃんとしたビジネスメールを送れる学生さんの方が好印象です。希望者が多い年もあるので、なるべく早めにコンタクト頂いた方が確実です。すでに受験許可を出している方が多い状況の場合は、面談・見学を見送らせて頂きます。

 

Q:見学時にラボの学生やスタッフと対話できるか?

A:PIと話すことだけでなく、ラボの学生やスタッフとも事前に交流することは大事だと思っています。面談と見学頂く場合は、ラボにすでに所属している学生や私以外のスタッフとも意見交換できる場を可能な限り設けるようにしております。

 

Q:ラボに入る前にしておくべきこと?

A:当ラボの論文を一つでも多く読んでおいてください。論文を読むことで、これまでどんな研究をしていたのか、どのような技術があるのか、どのようなマテリアルがあるのか、を正確に把握できます。英語の論文を読む体力がない場合は、日本語の総説や記事だけでも読むようにしてください。

 

Q:大学生と大学院生の教育方針について?

A:研究者は技術者としての側面が大きいと思うため、まずは一つでも多く確かな技術を習得して頂くことを優先しています。一人一人にテーマを割り当てますが、一つの実験を正確にやりきるためには、周囲のサポートが必須です。当ラボでは職員が多いので、慣れるまでは職員がしっかりと指導するようにしています。実験が出来るとともに、研究立案能力も重要です。論文を読むことで自分のプロジェクトの世の中の状況を正確に把握し、常に自分のテーマの新規性および妥当性を考える習慣を身につけて頂ければと思っています。最終的に得られた研究成果を世界に発信していくことになりますが、「論文を書く」、「プレゼンをする」の2点が重要です。論文を書くには英語力以上に論理的な文章(他人に理解してもらえる文章)を書く力とスピードが大事だと思っています。プレゼンでは細かなプレゼンスキルも大事なのですが、自分自身がその研究を楽しんで熱量のあるプレゼンをすることが特に大事だと思っています。上記のことを重要視した方針でラボを運営しています。

 

Q:研究室のメリットとデメリット?

A:メリットは論文が出やすいところだと思います。論文が出ていないと第三者から見たときに研究したのかしていないのか分からないので、どんな小さい成果でもアウトプットすることが大事だと思っています。デメリットはキャンパスライフ感があまりないことです。職員多めの研究室なので、黙々と実験したり、デスクワークする時間が長いです。

 

Q:学会に行ける?

A:希望すれば国内学会だけでなく、海外学会にも参加できます。ただし、ある程度研究成果が出ていることが前提です。プレゼンスキルの向上には場数が大事なので、希望さえすれば、出来る限り多くの学会や研究会で発表できるような環境整備を意識しています。

 

Q:テーマはどうやって決める?

A:研究室に入ることが決まった段階である程度テーマを絞ります。実際に研究室に入ったあとに改めて相談し、テーマを最終決定します。進める必要があるプロジェクトはその時々で大きく変動するため、微調整が度々必要になります。基本的には、iPS細胞、臓器チップ、オルガノイド、感染症、創薬のどれかに関わるテーマに従事して頂きます。どうしてもやりたいプロジェクトがある場合は、最初の面談時にお知らせください。

Copyright© Department of Synthetic Human Body System, Medical Research Laboratory, Institute of Integrated Research, Institute of Science Tokyo directed by Prof. Kazuo Takayama

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